台風接近!?それでも憧れの槍ヶ岳へ。前夜に抱えた不安と決意【槍ヶ岳登山 前日記】

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ずっと遠くから眺めていた槍ヶ岳。

怖い。
でも、どうしても惹かれる。

あの天を突く穂先に、いつか立ってみたい。

今回の旅は、母のひと言から始まりました。

「ヒュッテ大槍の夕ご飯、食べてみたいな」

そこから計画は少しずつ膨らみ、
最終的には槍ヶ岳山荘宿泊、そして山頂を目指す計画へ。

45歳を過ぎて、ふと思う。

「いつか」なんて言っていたら、人生はあっという間だ。

76歳の母と登るなら、
今しかない。

そう決めたはずでした。

けれど──

出発前日、天気図には大きな「台風」のマーク。

地図の上の台風と、母の余裕

2025年10月11日。

太平洋上を進む台風の進路が、どうしても気になって仕方がない。

「東北の山に変更すれば、影響は避けられそうだけど…」

弱気になった私に、
過去に2度槍ヶ岳を登頂している母は、あっさりと言いました。

「大丈夫、台風は太平洋上を進むから」

落ち着きすぎている。

内心、「いやいや、そうは言っても」とドキドキしているのは私だけ。

不安はあった。
それでも、槍ヶ岳だけは、母と登りたかった。

憧れの地・松本へ|槍ヶ岳登山前日の観光

台風情報を何度も確認しながら、千葉を出発。

最初の目的地は、母が行きたがっていた松本城

黒く凛とした天守を見上げながら、
私は明日からの槍ヶ岳を思いました。

母には緊張の色はない。
ベテランの余裕。

私は初挑戦。

ずっと、他の山から槍ヶ岳を眺めてきました。
あの尖った頂は、いつも遠くにあった。

その山へ、いよいよ向かう。

林檎の湯屋おぶ〜で体を整える|登山前日の温泉

松本観光の後は、
**「林檎の湯屋おぶ〜」**へ。

ここで驚いたのは、
水が北アルプスから引かれていること。

登山前日は、体を整えることも大切です。

充実したサウナと、冷たい北アルプスの水風呂。

明日への体力をチャージする時間。

「整う」という言葉が、これほど似合う瞬間はありません。

沢渡市営第2駐車場で車中泊|静かな前夜

夕方、沢渡へ。

私たちは沢渡市営第2駐車場に車を停めました。

18時頃到着。
雨模様だったこともあり、駐車場は空いています。

トイレ近くという、ありがたい場所を確保。

車内でコンビニの夜食を食べる。
質素だけれど、これから始まる冒険の前夜祭のような時間。

魔法の足湯と、不安を包む温もり

市営第2駐車場には、足湯があります。

これが、本当に気持ちいい。

冷たい雨の中、足を浸すと、
張り詰めていた気持ちがゆっくりほどけていく。

「あぁ、足湯最高だね」

母と顔を見合わせて、思わず笑う。

不安は消えない。
それでも、ここまで来た。

母を信じて、
そして、自分を信じるしかない。

20時就寝。明日の槍へ

夜8時、車中泊。

雨音を聞きながら、
明日、母と共に槍ヶ岳へ向かう自分を想像する。

不安はあった。

それでも、槍ヶ岳だけは、母と登りたかった。

明日、物語が動き出す。

次回予告

上高地から槍沢へ。
いよいよ槍ヶ岳登山1日目が始まります。

台風の影響は?
母の歩みは?
憧れの槍は、どんな姿で迎えてくれるのか。

続きます。

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